

日本だけでなく欧米でも、戦後から現代に至るまで、肥満や糖尿病の原因として脂質が目の敵にされてきました。しかし現実には、脂質摂取量は減少傾向にあるにもかかわらず、米国での肥満や糖尿病はこの30年で倍増しています。そこで、ようやく糖質の過剰摂取が注目され、近年米国では糖尿病治療食として、また効果的なダイエット方法として、糖質制限食が試みられつつあります。
糖質の摂取量を減らすことで、常に脂肪を燃やすエネルギーシステムが活性化し、ダイエットに効果的です。糖質制限食は、メニューに工夫をこらしながら、糖質を管理したお食事です。メタボリック・シンドロームや肥満を原因とする成人病を気にされておられる方に、自信を持っておすすめ致します。
実は、糖質制限が続かない大きな原因の一つが、面倒な糖質計算や、レシピの問題でした。食材や調味料に至るまで、毎日3回の食事をすべての糖質を管理し、調理することは相当な労力です。また、糖質やカロリーを抑えた結果、味けない食事になってしまうことも多く、ダイエットが続かない大きな原因となっています。
ダイエットを続けるには、毎日の生活に無理のない、自分に優しい方法を選ぶことが重要です。小樽フィッシャーマンズキッチンでは、そのために「簡単で、おいしい」糖質制限食にこだわり続けてきました。
私の勤務する高雄病院では、1999年から「糖質制限食」を実施し、糖尿病や肥満の患者さんのケアに劇的な効果をあげています。「糖質を制限し脂質やタンパク質はOK」という糖質制限食で、糖尿病や肥満の改善を目指しています。
ご家庭で糖質制限食に取り組まれる場合、食材や調味料に含まれる糖質の量がよくわからず血糖値が下がらない、ということがよくあります。小樽フィッシャーマンズキッチンさんの「宅配糖質制限食」なら、メニューに糖質はほとんど含まれておらず、血糖値の上昇もありません。従って、深刻な糖尿病の方も安心して食べることができます。
従来の冷凍食では考えられない鮮度を保っていて、味も折り紙つきです。私自身も糖尿病なので、このような宅配食を待ち望んでおりました。この「宅配糖質制限食」があれば、高雄病院を退院されてご家庭に戻られた患者様でも、本格的な味わいの糖質制限食を手軽に実施して頂けるので、大変喜んでいます。


1950年生まれ。京都大学医学部卒業。京都大学胸部疾患研究所などを経て、78年から高雄病院に勤務。漢方治療に取り組むとともに、絶食療法、心理療法なども導入する。2002年に自らが糖尿病であることに気づいて以来、糖尿病治療の研究に取り組み、「糖質制限食」により自身の糖尿病を克服。高雄病院での数多くの臨床活動を通じて、糖質制限食の画期的な治療効果を証明した。糖尿病を初めて紹介した著書『主食をぬけば糖尿病はよくなる!』(東洋経済新報社)は、全国で大反響を巻き起こした。